祈りとはなにか
春眠暁を覚えずという言葉どおりの今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。いま、しあわせな人はそれが続くように、不幸だと感じる人はこれから幸せになるようお祈りします。
いまさらっとお祈りすると言いましたが、祈るってどこの神様にでしょう?
日本人は無宗教と自分たちでは思っていますが、何か困ると神さま仏さまにお祈りしている。八百万の神々、道端のお地蔵様、観音様、ご先祖様…これだけたくさんの信仰対象を持つ我々の文化は宗教、そして祈るという行為と密接であると考えます。
お金が欲しい!とか有名になりたい!といったお願い事を神社で神様にすることには賛否両論ありますが、世界平和だったり、親しい人の人生がうまくいきますように…みたいなお祈りならセーフな気がします。
先日大学の入学式の後に催された入学に感謝するミサでは、新入生の名簿が祭壇に置かれ、みんなの学校生活がうまくいきますようにとお祈りする場面がありました。 このミサは希望者のみの参加だったので、自分たちのために祈りをささげている人がいることを知らない新入生も多かったことでしょう。
これはなんと幸せなことか、祈る当人はなんの見返りも求めず、他者の幸福のみを願っているのです。
ですから、もしこれを読んでくださっている方々で孤独を感じているひとがいらしても、だれかが他者の幸せを祈る限りは孤独ではないと思うのです。少なくともわたしはみなさまの幸せを祈ります。
クリスチャンではないけれど、ミサに参加してみたら新しい発見があったというご報告でございました。「祈る」というテーマについてはまた後日深く論じてみたいものです。それではごきげんよう みなさま寒暖差にお気をつけて。
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あーかいぶとやらを追加してみました↑ 多少見やすい…のか?