昭和天皇 武蔵野陵に行ったときのお話 後編

もう記憶にも残っていないと思うので(書いている本人も)、前編のリンクを貼っておきます。

昭和天皇 武蔵野陵に行ったときのお話 前編 – 令和に生きる昭和人 (forever-showa.com)

今回は私が実際に行ってきたときのお話です。
その日は定期テストの最終日で、テストが終わったら昭和天皇に会いに行くんだ! という気持ちで頑張りました。

目指すはJR中央線の高尾駅。車窓が段々のどかな田園風景に変わっていく様子が楽しく、あっという間に着いたという印象です。

ホームには巨大な天狗の石像
趣ある木造駅舎

駅からは歩いて15分程でした。歩くのが難しければ、タクシーで行くことも可能です。いざ陵墓のまえに到着すると、門の目の前には派出所が。大切なお墓をお守りするということと、皇族の方々も参拝されるということでさすがに警備が厳重です。 門を通ると中は荘厳な雰囲気で、木々も美しく整えられていました。参道は砂利道なので、行くならば歩きやすい靴で。

※あまりに畏れ多く内部の写真は撮っていないのですが、最後に宮内庁のリンクを載せておきます。

まず最初に大正天皇とその后、貞明皇后の陵墓を参拝しました。目線より高い所に位置し、まるで上から見守ってくれているような感覚を覚えます。
そしていよいよ昭和天皇と香淳皇后の陵墓へ、やはりここにも警備小屋が立っていて、警官が見張っておりました。

目を瞑って手を合わせるとそこには昭和天皇のお姿がわたくしには見えました。よく来てくれたね、そう仰って陛下は笑っておられました。心がじいんと温かくなり、安心感に包まれる感覚です。ずうっとそこにいたかったのですが警官の目線も気になるので次に香淳皇后の前へ。 手を合わせて、私が「皇后さま」とつぶやいたその瞬間  「ぼとり」  と木の実が落ちてきたのです。
まるで皇后さまがお返事をしてくれたみたいに。その時私は思いは通じるのだとこの上ない喜びと感動をおぼえ、幸せな気持ちになりました。

陛下と皇后さまはきっと私たちを見守っておられます。そう信じて、頑張りましょうね。

 宮内庁  -天皇陵-昭和天皇 武蔵野陵(しょうわてんのう むさしののみささぎ) (kunaicho.go.jp)

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